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4年ぶりの新車、苦しさの中から見つけた勝利に向けた道筋昨年は予選で4回のトップ3を獲得しながら、マシントラブルもあって決勝レースでポイント獲得は2回と苦しんだSUBARUBRZR&DSPORT。2025シーズンは4年ぶりにBRZGT300を新車に改めて4年ぶりのタイトル奪回を目指す。ドライバーは、11年目となる井口卓人と山内英輝のコンビが継続する。ファンも気になる新車BRZどんなマシンなのか、小澤正弘総監督にいた。「新しい車両で大きく変わったのはロールケージで、JAF規定からFIA規定のものに造り直しました。以前の2021年モデルでは1250kgだった車重が性能調整によりどんどん重くなったので、それに見合った高い剛性を持たせました。空力面では、以前はセンターフローと言ってボンネットの真ん中からルーフへ流していたものを、サイドからウィンドウの横を流すことでCd値※が下がりました。FIAGT3車両もそういう車両が多いので時代のトレンドに合わせました。センターフローもフロントのダウンフォースが出しやすいのですが、今回は新しいコンセプトで全体のパッケージを作り直しました。リヤのサイドカッターにも特徴があると思います。昨年トラブルの多かったブレーキりはより強いものに換えました。駆動系に関しては原因がはっきりと特定できたので再発防止はできています。新車なのでパワーコントロールユニットやロガーなど電装系、電気りも一新しています。また今年からGT300車両(旧JAFGT車両)はスピードの抑制のために、フロントのタイヤサイズが変更され、タイヤ径と幅が小さくなりました。サイズが小さくなればタイヤの耐久性やポテンシャルが落ちますから、タイヤメーカーの調整が大変です」その新型BRZGT300は順調に仕上がっているのだろうか?「順調に来ていると思います。新型のネガティブな部分を出すところからクルマとタイヤのマッチングなどを確認していますし、21年に新型になってチャンピオン取れた時のように、みんなやるぞって気になっているので良2025シーズンは新型のBRZGT300で戦うSUBARUBRZR&DSPORT。公式テスト岡山の前日にニューマシンを前にして、総監督の小澤正弘氏、R&DSPORTの澤田稔監督、そしてドライバーの井口卓人選手と山内英輝選手に新型BRZと今季への抱負を語ってもらった。specialInterviewSUBARU×GT300withambitionSUBARUファンのために、まずは岡山!がんばるんじゃー!!generalmanagerMasahiroOzawaNo.61SUBARUBRZR&DSPORTの挑戦は新章に!新型BRZGT300でてタイトル奪還に挑む2025シーズン70