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2005年にSUPERGTとシリーズ名称を全日本GT選手権から変更した。単なる名称変更でなく、シリーズ戦の海外開催(2002年)を受けた国際化と、JGTC誕生から課題であった競技規定を運営団体が主になり決めて競技性と観客の満足度を高める等の面もあった。このSUPERGTの開幕戦は、この年からTIサーキット英田から名称を改めた岡山国際サーキットで、観客59,100人(2日間)を集め開催された。PoNoMachineDriverTime/Diff.WH(kg)GT500125ECLIPSEADVANスープラ織戸学/ドミニク・シュワガー2:02'29.899236DYNACITYTOMʼSSUPRA土屋武士/ジェームズ・コートニー3.49433GʼZOX·HASEMI·Z金石年弘/エリック・コマス21.403GT300113エンドレスアドバンZ木下みつひろ/影山正美5Laps27雨宮アスパラドリンクRX7山路慎一/井入宏之5Laps2005年3月26、27日岡山国際サーキットAUTOBACSSUPERGT第1戦「OKAYAMAGT300kmRACE」決勝レース結果天候:曇コース:ドライ周回数:82Laps参加:43台ポールポジションはモチュールピットワークZのミハエル・クルム。スタートでは、ザナヴィニスモZの本山哲やECLIPSEADVANスープラの織戸学らに抜かれた前年のGT300王者でGT500初戦のモチュール柳田真孝がコースアウト。これでザナヴィとECLIPSEの一騎打ちに。だが後半にトップのザナヴィに足回りのトラブルが発生し、ECLIPSEが嬉しいGT500初優勝。開幕前には参戦すら危ぶまれたチーム・ツチヤだったが、業界第一人者である土屋春雄監督を慕うライバルチームの技術者らもその勝利を祝福した。2、3位は予選8、9位から猛追したDYNACITYTOMʼSSUPRAとGʼZOX・HASEMI・Zとなった。GT300のポールはウェッズスポーツセリカ。しかしペースに勝るEBBROM-TECNSXがレース中盤にトップに上がるが、終盤に燃費が厳しくなりペースダウン。これを抜いたエンドレスアドバンZと雨宮アスパラドリンクRX7と1、2位となった。2005.3.27新生SUPERGTが岡山国際サーキットでスタートを切る。決勝は前年の王者ザナヴィZとECLIPSEスープラの対決に。JGTC/SUPERGT通算75戦目14