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2024GT300DRIVERCHAMPIONSPECIALINTERVIEWついにGT300初戴冠!2024年は圧巻の4勝最強の小暮&元嶋&JLOC体制で連覇を狙う元嶋佑弥YuyaMotojima小暮卓史TakashiKogure昨年はやっと結果を掴むことができました今年はもっともっとチームを強くしたいGT500クラスの経験がGT300制覇の役に立った元嶋君と刺激し合いながら、目標はもちろん連覇ですVENTENYLamborghiniGT32024DriverRanking1st/96points/4WinsJLOCで走るようになって8年、小暮さんとコンビを組んでから6年目で、やっと結果(チャンピオン獲得)を掴むことができました。その間にマシンの進化はもちろんチームもどんどんと体制が強化されてきました。その結果のタイトル獲得なので則武監督には感謝しかありません。今年は、新しいチーフエンジニアにGT500で長く活躍してきた田坂エンジニアに来ていただき、クルマの速さは心配していません。ただ、チームの体制が少し変わりましたし、チーム全体やレースでの動きなど開幕までに調整すべき点もあります。それも含めて今シーズンは、もっともっとチームを強くしたいと思っています。もちろん連覇を狙っていきますが、来年以降もトップとして活躍し、連覇もそれ以上も狙っていくような強いチームにしたいと思っています。GT300とGT500でチャンピオンになったドライバーはいますが、先にGT500を獲ってからGT300のチャンピオンを獲るのは珍しいケースらしいですね。僕がGT500を経験しているからこそ気が付いたこともあって、例えばGT500はレースでいかにGT300を抜くかが重要でしたが、GT300では反対に『どのように抜かれるか』が重要です。どちらもタイムロスを少なくというのは同じですが、GT500ではそれが大きく響くのに、GT300ではあまり影響が大きくないので、そこは気が楽でしたね。それにGT300は車種によってコースや季節の得意不得意がはっきりしていて、サクセスウェイトも含めてシーズンを通して安定した戦いを心掛けました。僕ももう若くはないですが※、今でも元嶋君と刺激し合いながら“速さ”を磨いています。今シーズンの目標はもちろん“連覇”ですね。※小暮卓史は1980年8月1日生まれで、第1戦岡山時点で44歳。88No.[2025年は“ゼッケン0”を使用]45