2025 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT300km RACE 公式プログラム

2025 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 公式プログラムの限定公開版です。


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NOWTHEBATTLEBEGINS!auTOM’sGRSupraの連覇を脅かすのは同じSupra勢か?2025シーズンの試金石となるのが、サクセスウェイトのない開幕戦岡山だ。昨年を振り返ると、開幕戦で上位に入ったチームの多くが、その後も好調だった。この中で最も注目すべきは、前人未踏のタイトル3連覇に挑むNo.1auTOMʼSGRSupra(坪井翔/山下健太)か。昨年も一昨年も年間3勝を挙げたが、特に昨年の強さには目を見張るものがあった。開幕戦で勝利し、その後は最重量ハンディで戦いながら一度もポイントを獲りこぼさず、ハンディが軽減されるラスト2戦を連勝と、誰もが理想に描く戦いを実際にしたチームは過去にない。今年も迷わず開幕戦の優勝候補に挙げておこう。同じGRSupraGT500勢では、昨年2勝を挙げるも安定感に欠けていたNo.37DeloitteTOMʼSGRSupra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)や、逆に8戦中7戦でポイント獲得したものの優勝へはあと一歩届かなかったNo.38KeePerCERUMOGRSupra(石浦宏明/大湯都史樹)も、タイトル候補の実力は十分で、今季開幕戦はその進化ぶりにも注目したい。Zはタイトルを奪還できるか?23号車は千代&高星コンビが復活一方、今年はタイトル奪還が至上命令となるNISSANZNISMOGT500勢。ここで最注目はNo.23MOTULAUTECHZ(千代勝正/高星明誠)だ。昨年未勝利に終わった要因のひとつがタイヤの変更がある。長くブリヂストンを履くライバルに対し、理解度を挙げること以前にそのデータ量が圧倒的に少なかった。さらに昨季後半戦は天候に左右されることが多く余計に苦戦を強いられた。だが今年は1年間のデータ蓄積に加え、昨年、一昨年で計3勝を挙げタイトル争いも演じた千代&高星コンビが23号車で復活。その時の速さ・強さも開幕戦岡山で復活するはず。そして、高星が抜けたNo.3NiterraMOTULZには佐々木大樹がGT500復帰となって成長著しい三宅淳詞と組む。今年のNISSANファンの期待は、大きくなるはずだ。熟成が進んだCIVICでHonda5年ぶりの王座を狙う昨年は新車両となったとHondaCIVICTYPER-GT勢も、1年間の戦いを経て熟成が進んだ今年は戦闘力が増したと見ていいだろう。その中で注目は、8戦すべてでポイントを獲得して最終的にランキング2位につけたNo.100STANLEYCIVICTYPER-GT(山本尚貴/牧野任祐)だ。このコンビはタイトル2度の実績もあり、デビュー戦となった昨年開幕戦岡山でも3位と、新車両のポテンシャルを最も早く発揮させた。また昨年、新型車唯一の勝利を挙げたNo.8ARTAMUGENCIVICTYPER-GT#8(野尻智紀/松下信治)とともに、開幕戦岡山ではHondaの5年ぶりタイトル奪還の第一歩となる優勝に期待したい。いよいよ2025年のAUTOBACSSUPERGTが開幕する。昨年はCIVICTYPER-GTのデビューや王者auTOM'SGRSupraの快走に沸いた開幕戦だが、今年のGT500クラスは3車種共に熟成の年と開幕前は皆が静かに牙を研いでいた。2025開幕戦の岡山で好ダッシュを決めるのは、果たして誰だろうか?3連覇を狙うauTOMʼSGRSupraを誰が止める!?タイトル奪回に挑むZNISMOGT500勢とCIVICTYPER-GT勢すべてのカギを握る開幕戦岡山の行方はいかに…2025AUTOBACSSUPERGTRound1OKAYAMAGT300kmRACEGT500ClassPreviewExhaustNotesResonateAgaininOkayama.252025AUTOBACSSUPERGTRound1OKAYAMAGT300kmRACE


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