2024 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT300km RACE 公式プログラム

2024 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 公式プログラムの限定公開版です。


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昨年のリベンジなるか岡山で強いGRSupra勢GT500クラスの15チーム中11チームがドライバー体制を変え、Hondaが新型車を投入すると他のメーカーも空力を変更と、勢力図の変化を予感させる2024シーズン。その改革をどう戦略に活かしタイトルに繋げるのか、その方向性がわかるのが開幕戦岡山で、多くのファンが注目しているに違いない。その舞台である岡山国際サーキットで近年を振り返ると、TGR(TOYOTAGAZOORacing)のGRSupra勢の強さが目立つ。雨に見舞われた昨年こそ、濡れた路面が得意なミシュランタイヤを装着したNissanZGT500の2台に及ばなかったが、その前は2年連続で14号車が優勝、2021年にはトップ4を独占して見せた。3月に岡山で行われた公式テストでもTGR勢は好調だ。特に2日目にトップタイムを記録した昨年の王者、No.36auTOMʼSGRSupra(坪井翔/山下健太)、それに続いたのが岡山に強いNo.14(大嶋和也/福住仁嶺)と、いずれも実績に基づいているだけに、今回も本命と見る。2024年のAUTOBACSSUPERGTは激変のシーズンだ。Hondaが新型のCIVICTYPER-GTを投入すれば、ライバルたちも新たな空力で戦力を強化。予選方式や車両規定も変化があり、レースも予選も戦略が変わってくる。その変化が分かるのが、開幕戦岡山である。この初戦を見逃してはならない!!GT500クラスでも何かが起こる!?注目の開幕戦岡山を見逃すな!DRIVERSSHUFFLED,MACHINESSWITCHED.areare2024AUTOBACSSUPERGTRound1OKAYAMAGT300kmRACEGT500ClassPreview※路面が濡れて「WET(ウエット)宣言」が提示された場合。体制を変えてきたNissanZ勢が岡山連勝を狙うタイトル奪還を目指すZ勢で最注目は、昨年の開幕戦を制したNo.23MOTULAUTECHZ(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)か。10年間不動だったコンビに手を入れ、新たに昨年3号車のエース、千代を据えた23号車。先の公式テストでも安定して上位につけ、今年もNISSAN勢を牽引するだろう。一昨年のチャンピオンNo.12MARELLIIMPULZ(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)や、2年連続ドライバーランキング2位のNo.3NiterraMOTULZ(高星明誠/三宅淳詞)もタイトル獲得への思いは並々ならぬものがあるはずで、開幕戦から優勝を狙うはずだ。新型車のCIVICの実力は?Honda勢にも注目必至一方、現時点で実力が未知数なのが、ニューマシンCIVICTYPER-GTを投入するHonda勢。昨年までのNSX-GTとは素性が異なると考えられ、テクニカルコースの岡山ではどんな戦いをするのか、今季を占う上でも開幕戦の戦いぶりに注目したい。3月の公式テストではNo.100STANLEYCIVICTYPER-GT(山本尚貴/牧野任祐)やNo.17AstemoCIVICTYPER-GT(塚越広大/太田格之進)、No.8ARTAMUGENCIVICTYPER-GT#8(野尻智紀/松下信治)が好調で、CIVICTYPER-GTのデビューウィンを期待したい。そして開幕戦で気になるのが、1セットのタイヤで2人がアタックし、その合算タイムで争われる新方式の予選だ。決勝スタートでも使用するタイヤの選択、アタック手順、アタック戦術、さらにGT500クラスは雨※でもタイム合算での予選になる。これまでとは違った戦略を各チームはしてくるはずだ。どのチームが今季の開幕戦岡山を勝利するのか、新予選方式の攻略がそのになるのかも知れない。292024AUTOBACSSUPERGTRound1OKAYAMAGT300kmRACE


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