2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT300km RACE 公式プログラム

2026 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット 公式プログラムの限定公開版です。


>> P.76

今年は速さに加え “定して結果が出せる”を目指す開幕まで約1ヵ月に迫る3月6日、7日、岡山国際サーキットで行われた公式テストを終え、小倉啓悟監督にチームの今年について聞いてみた。「クルマがフェラーリに変わった2024年は速さがありながらも、それを結果に結びつけることができなかった。翌年は優勝できたことで、チームは良い方向へと向かいました。とはいえ、優勝以外のレースについては今ひとつだった。だから、今シーズンの課題は“安定して結果が出せる”チーム及びクルマづくりです。テストの感触からも、1年を通してさらに強いチームになれるのではないかと期待しています。開幕戦岡山も、勝つ自信があります」。昨年の初優勝で自信を得た今年は天候に関わらず勝つ以前からこのチームで戦ってきたエースドライバーの片山義章は、2019年全日本F3選手権第8戦の優勝をはじめ、他のカテゴリーでの戦績においても、岡山での速さ・強さは証明されている。しかしSUPER GTでは、その実力をまだ発揮しきれていない感じだ。昨年の開幕戦では片山のアタックで予選Q1をトップ通過しQ2は5位。ここまでは順調だったが、レースは雨の影響から荒れた展開となり、最終的にノーポイントで終えることになった。では、今年の開幕戦について片山はどう展望しているのだろう。「フェラーリはブレーキの性能が高くて、岡山のコースと相性も良いし、ヨコハマタイヤのパフォーマンスも高いです。一発の速さだけではなくレースペースも良いと思います。去年も、レースがドライだったら勝つ自信がありました。そして去年の第2戦富士で優勝したことで、自分たちは“勝てるチーム”なんだと、スタッフ全員の意識も変化しています。オフのテストを経て、今回はドライでなくても勝てるチームに成長していると感じています」やはり、1勝を挙げたことの影響は大きいようだ。SUPER GTで勝利するためには、クルマ、ドライバー、エンジニア、メカニック、戦略、状況判断、総てが高いレベルでなければならない。昨年の開幕戦と比して確実にレベルが上がった今季のチームのポテンシャルは、今回の開幕戦で結果に結びつけられるか、期待は膨らむ。デビューの2024年岡山と同様にクルッテンは表彰台を狙う今年のチームの大きな変化のひとつは、片山の新たなパートナーにドイツ出身のニクラス・クルッテンを迎えたことだ。外国人ドライバーながら2024年にGT300クラスの別のチームで1年間戦った経験があり、SUPER GTでの戦い方も各コースの特性も熟知している。さらにその2024年のデビュー戦が岡山で、いきなり3位表彰台を獲得したことは、チームにとって大きな力となりそうだ。本人に話を聞いてみた。「公式テストを通じてチームともうまくやっていけると思ったし、フェラーリはブレーキング性能が良く、岡山のコースを速く走るポテンシャルは十分。レースでもオーバーテイクしていく自信はある。今年の岡山も表彰台に上がれると思っているよ」と、自信あふれるコメント。小倉監督は「クルッテンは慎重なドライバーだという印象だったが、テストではタイムもしっかり出せているし、レースでやるべきことを理解していて安心できる」。また片山も「テストYoshiaki Katayama栄光の座を射止めろ!!76


<< | < | > | >>