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2022年にGT500クラスの投入されたNissan Zだが、ベース車両をロングノーズのZ NISMOに切り替えた2024、25 年の戦闘力は決して完全無欠と言えるものではなかった。その原因は、2024年に空力デザインを全面的に見直した影響だと思われる。また長年使いこなしてきたミシュランからブリヂストンタイヤに切り替えたことで、メカニカルグリップの面においてセットアップが思い通りに行かなかったのかもしれない。このように新しい空力パッケージ、新しいタイヤに対する熟成で遅れが出てしまったことで、2シーズン目の昨年はセッティングの当たり外れが目立った形だ。それでも中盤戦の第5戦と第6戦では連勝と、Z NISMO本来の速さを見せることができた。2026年型Z NISMOを見ると、昨年までのドラッグを削減しトップスピードを重視する特性から、ダウンフォース重視型の方向性へデザインが変わっているようだ。昨年、中低速時の安定性を高めるためメカニカルグリップを確保するセッティングを探っていたことと、方向性は符合する。岡山国際サーキットはNISSAN陣営が得意とするコースで、これまでも開幕戦で一気に優位を奪ってきた。開幕テストの段階では目立った速さを見せてはいないが、今シーズンはさらに熟成が進んだZ NISMOの真価が発揮されそうだ。The MACHINESGT500 Class Close Up!Driving Impression今季のZ NISMOはダウンフォース重視の空力に変更!?昨年の中盤戦連勝の勢いを今季は岡山から発揮したいZ NISMO GT500 Nissan車両型式:RZ34/エンジン型式:NR4S262025 年開幕戦岡山 ▶▶▶ 決勝2位/予選3位今年のZは年オールマイティに戦えるよう開発をした千代 勝正 No.23 MOTUL AUTECH Z昨年までのZは得意なサーキットと不得意なサーキットがあり、不得意なコースでは走り始めた途端に戦えないという感じでした。そのため今年のZは年間通してオールマイティに戦え、どんな状況でも上位に食い込めるようにと開発を続けて来ました。ライバルの3連覇を許してしまいましたから、NISSAN陣営としては3台のZそれぞれがチームを強化しています。今年は3台ともタイヤが同じメーカーになったので、開発も3台のドライバー6人で意見を出し合い、それを集め活かして同じ目標で戦いたいと思います。33